三度のメシぐらい映画好き♪ そんなオッサンが感じたままに書き綴る映画ブログです。
※ ネタバレがあったらごめんなさい。
Posted by 平ちゃん@姫路 - 2008.01.23,Wed
この映画の中には派手なアクションは出てきません。
爆撃も殺戮も痛いシーンも出てきません。
でも、間違いなく戦争映画です。
淡々と、コミカルに一市民の日常を描いていますが、
この映画、実はある意味凄まじい戦争映画です。
となり町戦争
出演: 江口洋介.原田知世.瑛太.菅田俊.飯田孝男.余貴美子.岩松了.小林麻子
監督: 渡辺謙作
「・・・舞坂町はとなり町の森見町と戦争をします。開戦日は5月7日。終戦予定は8月31日・・・・」
江口洋介演じる主人公が運転する車の中、突然こんなアナウンスがラジオから流れる。
冒頭にも書いたが、突然の戦争発表にも関わらず、爆撃もなければ銃弾も出てこない。
誰もがいつもと変わらず仕事をし、食事し、生活する。
そんなある日、主人公の元に届いた町役場戦争推進室からの呼び出し。
偵察業務に就かされた彼は、その業務遂行のために、対森見町戦争推進室の“香西さん”と夫婦生活を始める・・・
議会が決めた戦争。
役場はその決定に基づき当たり前に戦争業務をこなす。
戦死者の補償等は予算化されてたり、召集(?)命令に対し不服申し立てもできるが手続きが複雑だったり、かなり笑える設定。
これだけシュールな設定を見事なほどのユーモアで表現したこの映画、かなりいけてます。
本物です。
映画の中で主人公の上司がこんな話をします。
「第二次世界大戦以降、この地球上で何年戦争がなかったか知ってる? 1年もないんだよ。」
そうなんですよね・・・。
常にどこかで戦争は起こっているし、人も死んでいる。
最近はテロとの戦争という表現も増え、どんどん戦争も多様化している。
でも戦争に対する意識が薄くなってきている気もする。
また上司はこんな話もします。
「君は人を殺したことがないと言えるか?」
戦後ずいぶん経った今の日本、戦争に参加する一般市民なんていない。
殺し合いなんて殆どの人が経験しない。
でも世界各地の戦争やテロは我々と無縁ではない。
直接的でなかったとしても、国際社会の中、日本もなんらかの形で関与している。
世界のどこかで起こっている戦争、さまざまな犠牲の裏側に我々の平和な市民生活は成り立っている部分もあるだろう。
きれい事だけの平和論を語るつもりはないが、愛する人を失うこと、そして人の命を奪うことはなんとしても避けたい。
今でも平和や反戦を話題にすると反体制的、左翼的に捉える人がいるが、そういう人にこそ劇場型でもなくワイドショー型でもないこの戦争映画をじっくり見て欲しい。
ついつい力が入って難しいことを書いてしまいましたが、
この映画で、改めて僕が原田知世ファンだということを認識しました。(^-^;
ということで、
平ちゃん的評価 ★★★★☆
星4つです。
エンディングがちょっともの足りなかったような気が・・・・。
でも、いい映画だと思います。
平ちゃんの映画三昧市場
日本は平和だといいながら、防犯グッズや護身用品の需要は増えてるんですよね。
悲しい現実ですが、こういう備えも必要なんでしょうか・・・。
爆撃も殺戮も痛いシーンも出てきません。
でも、間違いなく戦争映画です。
淡々と、コミカルに一市民の日常を描いていますが、
この映画、実はある意味凄まじい戦争映画です。
となり町戦争
出演: 江口洋介.原田知世.瑛太.菅田俊.飯田孝男.余貴美子.岩松了.小林麻子
監督: 渡辺謙作
「・・・舞坂町はとなり町の森見町と戦争をします。開戦日は5月7日。終戦予定は8月31日・・・・」
江口洋介演じる主人公が運転する車の中、突然こんなアナウンスがラジオから流れる。
冒頭にも書いたが、突然の戦争発表にも関わらず、爆撃もなければ銃弾も出てこない。
誰もがいつもと変わらず仕事をし、食事し、生活する。
そんなある日、主人公の元に届いた町役場戦争推進室からの呼び出し。
偵察業務に就かされた彼は、その業務遂行のために、対森見町戦争推進室の“香西さん”と夫婦生活を始める・・・
議会が決めた戦争。
役場はその決定に基づき当たり前に戦争業務をこなす。
戦死者の補償等は予算化されてたり、召集(?)命令に対し不服申し立てもできるが手続きが複雑だったり、かなり笑える設定。
これだけシュールな設定を見事なほどのユーモアで表現したこの映画、かなりいけてます。
本物です。
映画の中で主人公の上司がこんな話をします。
「第二次世界大戦以降、この地球上で何年戦争がなかったか知ってる? 1年もないんだよ。」
そうなんですよね・・・。
常にどこかで戦争は起こっているし、人も死んでいる。
最近はテロとの戦争という表現も増え、どんどん戦争も多様化している。
でも戦争に対する意識が薄くなってきている気もする。
また上司はこんな話もします。
「君は人を殺したことがないと言えるか?」
戦後ずいぶん経った今の日本、戦争に参加する一般市民なんていない。
殺し合いなんて殆どの人が経験しない。
でも世界各地の戦争やテロは我々と無縁ではない。
直接的でなかったとしても、国際社会の中、日本もなんらかの形で関与している。
世界のどこかで起こっている戦争、さまざまな犠牲の裏側に我々の平和な市民生活は成り立っている部分もあるだろう。
きれい事だけの平和論を語るつもりはないが、愛する人を失うこと、そして人の命を奪うことはなんとしても避けたい。
今でも平和や反戦を話題にすると反体制的、左翼的に捉える人がいるが、そういう人にこそ劇場型でもなくワイドショー型でもないこの戦争映画をじっくり見て欲しい。
ついつい力が入って難しいことを書いてしまいましたが、
この映画で、改めて僕が原田知世ファンだということを認識しました。(^-^;
ということで、
平ちゃん的評価 ★★★★☆
星4つです。
エンディングがちょっともの足りなかったような気が・・・・。
でも、いい映画だと思います。
平ちゃんの映画三昧市場
日本は平和だといいながら、防犯グッズや護身用品の需要は増えてるんですよね。
悲しい現実ですが、こういう備えも必要なんでしょうか・・・。
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